驚異のメンヘラボーイその84

その84


死ぬかと思った

苦しくて死ぬかと思った。

1番怖かったのは、力では敵わないってところ。
M君って身長180以上あって
すごい大きかったんだよね。背は。

そんな男に馬乗りにされて首絞められると
こんなに敵わないのねって感じました。

夏の暑い日だったから、
逆光で太陽が眩しかったのを覚えています。

この時M君が手を離さなかったら
死んでたかなぁ。
それとも最初から、私のこと殺す気なんてなくて
脅しだったのかな。

どう思っていたかはわからないけれど、
本当に殺してしまっていたら、
そんなつもりなかったって泣いたんだろうか。

何はともあれ手を離してくれてよかったです




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